平原にひとつだけ壁。塔のようでもあり、日時計のようでもあり、日の光を反射し、しかし僕たちが着いてからはずっと雨だから太陽に纏わることはまだ確認出来てない。雨水で双眼鏡がよく見えない。湿気で服の中が気持ち悪くなってきた。しかし僕がやらなきゃ、交代を待つ気持ちなんて起こしてる場合じゃないよね。
仲間がコーヒーを廻してくれる。するとセンサーが反応した!
UFOだ!かなり小さい、偵察機だ。
こっちに気付かれるんじゃないぞ!
そうだこっちの偵察機とすり換えよう!
そんな事出来るのか?
毒矢とついでのう、先端にウイルスプログラムの矢で射止めりゃええんや。

終わらない夏休み(1)
明日から学校なのにパパの友人というアメリカ人の人に飛行機に乗せられアメリカに行くことに・・・。
「ハリスさん。明日から学校なんですけど。」
「大丈夫だよ。それよりも良く眠れる注射をしてあげよう。」
ハリスとキャビンアテンダントタクヤくんを押さえつけ口を塞ぎ、注射が打たれ、即気を失わさせた。
「グッナイタクヤ。」

気付いたらベッド、ホテルの部屋、テラスから青い空青い海照り付ける太陽・・・。
「気付いたかねタクヤ君!」