星の出ていない夜に弟と手を繋いで 丘の上に立っていると音も無く静かに 銀色の円盤が空から 降りて来たのさ
空飛ぶ円盤が本当に来たよ(×2) ちっとも待たせなかったので 円盤は得意そうにそう言った
(間奏)
「映画に出た事のない人は乗せてあげられない」って円盤はすまなそうにそう言ったよ でも弟は一度だけ映画に出た事があるのさ
空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ(×2) いつか映画で見たように後は芒が揺れるだけ
(間奏)
空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ(×2〜)

弟を待ちながら煙草を蒸すと 太陽が昇り始め 弟は帰って来なかった 僕は警察に尋問されて 父さん母さんだけは信じてくれるよ
空飛ぶ円盤よ 帰って来てよ(×2) 廻(めぐ)る季節 長い歳月つのるだけ
(ムーグソロ)
星の出ていない夜に丘の上に立っていると カチンコが鳴って芝居を始める僕がいて 監督も僕さ
僕も映画に出れそうだ(×2) あとは再び円盤が僕を乗せてくれるに違いない
(ディジリドゥソロ)