小説1

タトゥーショップで一発きめてると、店主が戻ってきた。「みそこなったぞ。」外はいつのまにかどしゃ降り。なかなかカブが通らない。ルーの髪が微妙に赤の中で変化している。しかし周りは明るい。彼女は喘息で目を充血させていたが「大丈夫」というので店を出たが、これを理由に暫くいさせてもらう。店主はうってかわって日本茶を煎れて呉た。「ケッコウナ・オテマエ・デス。」日本人が茶を煎れ飲めばこう言わなきゃ奥からヤクザが出るらしい。屋敷には天井に忍者、奥にはヤクザがいる国だ。特に京都。